今、最も幸せな日々。
【逆境】 【たいこらいふ】 【理由①】 【理由②】 【理由③】 【今】
私は、とても両親から大事に育てられました。
だけど、放任スタイルの子育てに、
心の奥では「愛されていないかも」という不安を感じてきたようです。
過干渉な親の話をするクラスメートをうらやましいと思ったことが何度もあります。
(かといって、実際に過干渉だったら、非常に嫌だったでしょう。)
親がどんなに一生懸命子育てをしても、子どもは勝手に傷ついてしまうのです。
DV被害を受け入れる人は、多かれ少なかれ、
無意識で愛情不足を感じて来たのだと思います。
だから、歪んだ形でも、強い愛情表現をされたときに、それを喜びに感じてしまう。
それは、加害者も同じです。
そこまで暴力を振るっても側に居続けてくれることに、愛されていると感じてしまう。
加害者も被害者も、愛に飢えていることから引き起こされる、共依存。
その愛の強さを確かめるように、DVの内容はどんどん酷くなっていく。
私自身が、それを望んだ。
今なら、分かります。
私自身が、暴力を受けるという選択をしたということ。
ストーカー被害に合うことが多く、普通の恋愛関係を作ることが苦手だったのも、
「私ばっかりが運が悪い」と思っていたけれど、自分で選択していた。
愛を確かめるために、自分から引き寄せていた。
この傾向は、その事実に気付く瞬間まで続きました。
実はね、元夫と別れてカナダへ行く前、少しだけ男性とお付き合いしたけれど、
やっぱり変質的な方を選んでました。
普通の人もいるのに、愛情表現が激しい方を選んでしまう。
「このままでは二の舞だ。 せっかく逃げたのだから、もうこんな恋愛やめよう。」
そう、無理やり自分を説得してお別れしましたが、
どうしても難しい方へ難しい方へ行こうとする自分を恨んだものです。
でも!
心のことを学んで、
しっかりとその「愛されていない」という間違った思い込みを手放してからは、
見事に、変な人(ゴメンナサイ)が寄ってこなくなりました。
私の場合、さらに「人から高く評価されたい」という欲求が強く、
目の前に出された課題はなんでもやりこなせなくてはいけないと思っていました。
だから、元夫との結婚を「修行だ」と言いながら受け入れていました。
そんなに苦しくて頑張り続けないといけない毎日、本当は、嫌だったのに。
この「高く評価されたい」ということも、何度もセラピーしてもらって
少しずつ手放してきています。
人からの評価にこだわらないでいられることの、なんと心地よいことか!!
きちんと自分自身の感覚にきいて、心地よい方を選ぶ。
そうしていれば、毎日が、心地よい方へ変わっていくのです。
私はそのままで愛される。
そう感じながら日々を暮らせば、愛される現実がやってくる。
そのためには、まず、私自身が、そのままの私を愛することから始まりました。
今の私は、両極端な自分も、忘れっぽい自分も、
おっちょこちょいな自分も、かわいいとこもある自分も、真面目な自分も、
頑固な自分も、手先が器用な自分も、口先ばっかりな自分も、
「いーっ」ってなりながら
それも自分だと受け入れる姿勢を土台に日々を暮らしています。
仕方ない、それも自分だ、と、まずしっかり認めて受け入れること。
その上で、本当にそれが嫌なら、変えて行くこと。
それが、自分に責任を持って生きることだし
それが、幸せへのシンプルな道だって実感しています。
出会う全ての人々は、いろんな自分を浮き上がらせて見せてくれる存在です。
だから、腹の立つ相手すら、出会えることがチャンスだしラッキーだと感じます。
そりゃあ、その場ではいい感じはしないですが、
後になると全て自分へ還ってきて、たくさん気付けてしまうので☆
(まだ消化するのに時間がかかることはありますが…)
納得できないことが、ほとんどなくなりました。
怒りと不安と悲しみと妬みと自己不信ばかりだったあの頃にくらべたら
もう、
毎日が天国だといっても過言ではありません!
こんな風に 楽に 生きてもいいんだなぁ。
そう感じられる今、私は人生で一番幸せです。
今も今まで通り
取り組んだことが失敗したり、病気したり、いろんなことがあるけれど
そのひとつひとつから、新しい考え方を気付かせてもらったりしています。
今はただ、自分を救ってくれた心理セラピーとの出会いに感謝しながら、
私自身、セラピーで皆さんのお手伝いをさせていただいています。
私は、命の危険を実感するところまで行かないと
自分をひたすら頑張らせ無理させ痛めつける生き方から抜け出せませんでしたが
みなさんがそんなところまで行かなくてもいい、と思う。
こんな人生、本当に嫌だと思って逃げ出すきっかけをくれた元夫には
今、本当にありがたい存在だったと感謝しています。
でも、暴力自体は本当に憎んでいます。
暴力じゃないと表現できない愛なんて、ない。
そして、私はもっと早い段階で、その苦しいストーリーから降りても良かった。
ぼんやリ不安感を感じていた学生時代や、苦しかった20代、結婚する前、
いつだって、気付いて、やめて、新しい生き方を選んでも良かった。
だから、私はセラピストというお仕事をやらずにはいられません。
もっと楽に生きる方法、ありました~っ!!!
と、一人でも多くの方にお知らせしたくて。
「ちょっと調子が悪い」くらいで、心に目を向けてもいいんです。
「なんとなく気が滅入る」くらいで、人に話を聞いてもらってもいいんです。
そのくらいの時点でセルフケアしてあげられたら、
自分だけでなく人を巻き込んで身動き取れなくなるような爆発をすることなく、
日々、楽に、生きていけるんだって、私は気付いてしまったから。
私と一緒に、はじめませんか?
そうして私は、そのままの自分として生きる心地よさを提案しながら、
しっかりと地に根を張って、いつか、愛する娘に会いたいと思っています。
(娘は現在、元夫の妹(良識者)と養子縁組をして、大切に育てられています。)
これを読んでくださっている全ての皆様へ。
よく、頑張りましたね。
お疲れさまです。
出会ってくれて、ありがとうございます。
◎2015/11/18 追記
2014年秋、仕事も軌道に乗り、自分の今後の人生を見つめた時、
あぁ、やっぱり子どもを産み育てたいという欲求が抑えられず、
婚活をして2か月後には再婚をし、新しい生活を始めました。
でも、「この人と一緒に暮らしたい」という想いではなく、
「子どもが欲しい」を真ん中に置いた生活はすぐに破たんして2015年秋、離婚。
そして「妊娠出産」ではなく「私自身」を真ん中に置いて暮らすことを誓った直後に
新たに出逢った方との間にあっと言う間に赤ちゃんを授かり、
現在、パートナーと共に新しい生活を送っています。
「執着を手放すと入って来る」の惹き寄せ法則を体現中です。
◎最初から最後までお読みいただいた皆様へ◎
ほんっとうにお疲れ様です。
思ってたより10倍くらい長かったと思いますが
よく最後までたどりつけましたね~(笑)
全部読んでくれたってだけで好きになっちゃいそうです(爆)
こんな激しい私ですが、今後ともよろしくお願いいたします☆